世界中で大人気の、アットホームなストーリーが魅力のパズルゲーム「ホームスケイプ」。
中毒性のあるパズルと、ストーリーの続きがどんな展開になるのかが気になって、つい夢中で遊んでしまいます。
また、自分の好みの家具を選択して、自分好みの家にしていくという箱庭的要素も楽しみ方の一つですよね。
最近ではストーリーとパズルの要素を組み合わせたゲームはありふれたものになってきて珍しくもない印象ですが、ホームスケイプはそれらの中でもわりと初期の頃からある古株と言えるのではないでしょうか。
そんな人気ゲームのホームスケイプですが、同時にちらつく広告詐欺という不穏なワード。
レビューなどを見ると、広告とゲームの内容が全然違うと言われています。
噂は本当なのでしょうか?
というわけで、今回はホームスケイプは広告と違う?脱出みたいなミニゲームが出てこない?についてお届けします。
『ホームスケイプ』は広告は嘘?
広告はどんな感じ?
ご存知の方も多いでしょうが、ホームスケイプの広告では修繕が必要な場所に必要なアイテムを使用して綺麗にしたり、ピンを抜いて道を作る脱出ゲームのようなシーンの紹介がされています。
特にピンを抜くタイプのパズルをアピールした広告は、ホームスケイプに限らず、様々なゲームの広告で使用される手法となりました。
いろいろな会社のいろいろなジャンルのゲームに真似をされるくらいですから、きっとそれだけ広告効果が大きかったということなのでしょうね。
この広告に魅力を感じてアプリをインストールしたという方も多いのではないでしょうか?
また、ホームスケイプのアプリのアイコンは最近変更されましたが、以前はお風呂の水があふれているところを描いたもので、広告にも採用されているアイテムを選択するタイプのミニゲームを彷彿とさせます。
そして現在のアイコンはこのように変更されました。
今度はピンを抜くタイプのミニゲームを意識したものとなっているようです。
ちなみに、App Storeのゲームのダウンロードページでは、次のような画像でゲームを紹介しています。
こちらでもミニゲームを一枚目に持ってくるあたり、脱出ゲームを売りにしたいのが伝わってきますね。
しかし、これだけアピールしておきながら、「広告詐欺」とはおだやかではありません。
実際のゲームはどうなのか、本当に脱出のようなゲームができるのか?
実際にゲームを遊んでみた結果を次の項目でご紹介します。
実際のゲームは無料パズルゲーム
実際にゲームをプレイしてみて分かったのは、マッチ3のようなパズルゲームの割合が圧倒的に多いということです。
広告の脱出ゲームに興味を持ってゲームをダウンロードした方には残念ですが、広告で紹介されていたようなゲームはほとんどプレイできないというのが現実でした……。
ただし、広告のようなゲームが全くないというわけではありません!
パズルをクリアしてステージのレベルを上げていくと、たまにイベントのような要素としてミニゲーム「オースティンの悪夢」をプレイすることができます。
『ホームスケイプ』は脱出みたいなミニゲームが出てこない?
広告と類似したミニゲームは存在する
上述の通り、脱出のようなミニゲームは出てきます。
ホームスケイプのメインのゲームはパズルゲームとなっているのでミニゲームがプレイできる回数は多くはありませんが、「オースティンの悪夢」として、パズルのステージレベルを上げていくことによりたまに登場します。
長く遊んでいる人や過去に遊んでいた人からは「以前はミニゲームなんて存在しなかった」という話も聞かれますので、前々から構想はあったが実装が遅れていたのか、あるいは「広告詐欺」の声を受けてなのか、後から追加された要素なのではないかと思われます。
この「オースティンの悪夢」ですが、本編のストーリーとは特に関係がない、オースティンが見た夢という設定の単発のお話になっています。
ミニゲームが登場するステージは3、6、15……と、間隔がまちまちで、3つ刻みや5つ刻みなどのキリの良い数字ではないようです。
筆者がステージレベルを98までプレイした時点で、広告のような脱出ゲームは6回チャレンジすることができました。
「オースティンの悪夢」のミニゲームは通常のパズルゲーム同様に、一度クリアしてしまうと過去のステージを遡ってプレイすることができません。
ですので、どうしても広告のようなゲームがやりたいということであれば、パズルのステージレベルをどんどん上げて、次のミニゲームが出てくるのを待つしかありません。
ミニゲームには道具を選択して進めていくタイプのものと、ステージ内に設置されたピンを抜いて進めていくタイプの2種類があるので、プレイをしたい方はまずパズルのクリアを頑張ってみましょう。
オースティンの悪夢の攻略については別の記事で詳しく説明しているので、ぜひこちらもチェックしてみてください♪
→オースティンの悪夢の攻略・金庫の意味・手袋の使い方についてはこちら!
どれくらいの頻度で出てくる?
こちらも上述で少し触れましたが、ステージレベルを98まで進めて6回出てきました。
ミニゲームが登場するステージは間隔がまちまちなので、大体の数字にはなりますが、序盤はステージを10レベル分クリアして、ミニゲームは1回程度プレイができる、といったところです。
『ホームスケイプ』のまとめ
全く違う訳ではない!
ホームスケイプはパズルをメインとした、主人公が家を立派に改修していくストーリーを楽しむゲームのようですね。
「広告詐欺」と言われていることについては、広告と全く違うのかというとそうではなく、ちゃんと広告にあるようなゲームはプレイすることが可能です。
しかしながら、広告で主張されているほど脱出ゲームの要素が大々的に入っているわけではないので、広告通りのゲームをたくさんプレイしたかったという方はがっかりしてしまうかもしれません。
あくまでも、ホームスケイプはメインはパズルゲームのようです。
事実とまったく異なっているわけではないとは言っても、広告のような脱出系のゲームが沢山詰まっているのかとわくわくしてスタートした方からすればとても残念な気持ちになり、「広告詐欺だ!」となじられるのもわからなくはないですね。
しかし、ホームスケイプでは脱出ゲームが全くプレイできないというわけでもないので、パズルゲームも好きなようであれば投げずに進めてみて、ぜひ両方を楽しんでいただきたいと思います。
メインのパズルには飛び道具や爆弾の要素が充実していて爽快感もあり、パズルとしてよくできています。
また、カラフルなピースが並んだ盤面が目にも楽しく、1ステージ当たりを遊ぶのに多くの時間がかからないので、少しの空き時間で息抜きに遊ぶにはぴったりです。
余談ですが、最近「あのおじさんを助けるゲーム」としてリリースされたゲームがあるようです。
ホームスケイプの広告が(必ずしも良い意味ではなくとも)話題になったことから生まれた副産物といったところでしょうか。
しかしこのゲーム、リリースしている会社はホームスケイプを出しているPlayrixではない別会社のようです。
権利関係とか大丈夫なんでしょうかね?
ちょっと心配になってしまいますが、こちらはこちらで面白そうなゲームです。